教養学部創立70周年記念シンポジウム(2019年11月)
環境エネルギー科学特別部門,初年次教育部門,国際連携部門,社会連携部門協力の下,第1回のシンポジウム「SDGsが目指す世界~考えよう!私たちの未来~」を,駒場Ⅰキャンパスで開催しました(2019年11月)。国家政策,企業監査,メーカー,国際NPO,国際機関等に関わる,学内外の第一線で活躍する多様な講演者を迎え,多角的な視点・立場から「誰一人取り残さない」持続可能な社会について考える機会を提供しました。さらに会場を越えて広く社会全体で「私たちの未来」を考えたいとの思いから,シンポジウム内容を再録した報告書を刊行し,電子版を本学Webで公開しました【関連ページ】。また,本取組みは朝日新聞DIGITALの取材を受けました。
プログラム
第一部(座長:瀬川浩司教授)
・高村ゆかり(本学未来ビジョン研究センター 教授,中央環境審議会委員)
「パリ協定が変える世界~ゼロエミッションに向かうエネルギー転換とビジネス~」
・後藤敏彦 (グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 業務執行理事)
「SDGsと企業価値創造」
・東 和司 (パナソニック株式会社 主務)
「産官学連携によるサステイナブル未来社会創造に向けて」
第二部(座長:岡田晃枝准教授)
・長 有紀枝(立教大学社会学部 教授,難民を助ける会(AAR Japan)理事長)
「人道危機対応における平和構築と人道・開発の連携~SDGsと人間の安全保障の観点から~」
・井筒 節 (本機構 特任准教授,元国連事務局 精神保健・障害チーフ)
「SDGsが目指す『誰一人取り残さない』グローバル社会」
・毛利勝彦 (国際基督教大学教養学部 前学部長・教授)
「持続可能な開発ガバナンスのためのリベラルアーツ」
閉会挨拶:松尾基之 教授/本機構長
司会:松本真由美 客員准教授