【関連イベント】東京フォーラム2020オンライン「Global Commons Stewardship in the Anthropocene (人新世における人類共有の地球環境、グローバル・コモンズの管理責任)」

 今回のテーマは、「人類の生活は、レジリエンスを持ち、安定的な地球システムによって支えられていること」「我々の発展の礎になっているのが気候、森林、大地、水、海洋などのグローバル・コモンズだということ」への理解を深めること、そして我々が今何をすべきか、でした。
 世界各国から著名な研究者、経営者、政策立案者、環境問題専門家が集まりました。「ハイレベル特別対話セッション」では、石井菜穂子 東京大学理事(未来ビジョン研究センター教授)と、世界各地の専門家をオンラインでつないで議論が行われましたた。ヨハン・ロックストロム ポツダム気候影響研究所長、ベラ・ソンウェ 国連アフリカ経済委員会局長、クリスティアナ・フィゲレス 前国連気候変動枠組条約事務局長、ポール・ポールマン ユニリーバ前CEOがパネルに参加し、ドミニク・ウォーレイ 世界経済フォーラム取締役員がモデレーターを務めました。そして、地球環境危機を救う猶予は10年で、2030年以降、我々はプロセスへの影響力を失うとの強い危機感が共有されました。【関連サイト

 

2020年12月03日