この授業では,SDGsについて高校生が効果的に学べる授業を設計してみることで,SDGsについての自分自身の学びを深めることを目指しています。他者に教えることは,本人にとって最も身につく学びとなります。
授業では,SDGsや授業設計の基本を学んだ後,高校生がSDGsについて効果的に学べるような50分間の授業をグループで設計します。設計した授業案については,専門を異にする複数の担当教員からのフィードバックや,他のグループとの意見交換を踏まえて改善していきます。優秀な授業案を設計したグループは,高校生を対象としたワークショップ「東大生がつくるSDGsの授業」で実際に授業を実施する機会を得られます。
2020年度は11月と12月にオンラインで高校生にSDGsについて授業するワークショップを行い,受講生が本授業の成果を発表しました。【関連サイト】
【担当:アクティブラーニング部門】
関連書籍のご案内
『東京大学のアクティブラーニング 教室・オンラインでの授業実施と支援』
・本機構 アクティブラーニング部門 編(2021年3月)
・東京大学出版会
・ISBN: 978-4-13-053093-4
第9章 SDGsを学べる授業をつくろう
――学生による授業づくりの事例(中村長史,小原優貴,伊勢坊綾)
1.授業の背景情報
2.授業の目的・到達目標と構成
3.授業設計・実施における工夫・改善
4.オンライン授業での工夫